第4回 許可の条件・経営管理責任者について
目次
経営管理責任者の条件
経営管理責任者とは、法人の常勤の役員あるいは個人事業主として、建設業を営んだ経験がある者のことです。
許可を申請する業種につき、5年以上の経営経験がある(イ該当といいます。)場合と、許可を申請する業種以外につき、6年以上の経営経験がある(ロ該当といいます。)場合があります。
イ該当とは
例えば、5年以上にわたり、とび・土工工事業を営んできた事業主さんが、土木の施工管理技士を自分で取得した、あるいは資格を持つ従業員さんを雇用して、とび工事業の許可を申請する場合です。
ロ該当とは
6年以上、リフォーム工事業=大工工事業を営んできた事業主さんが、建築の施工管理技士を自分で取得して、建築一式の許可を申請する場合です。
経営管理責任者の裏付け資料
確定申告書、法人決算書によって経営管理責任者の経験を証明します。
個人事業から法人成りした場合に結構あるケースですが、個人事業を営んでいた際の確定申告書を1年分紛失した為、裏付け資料が足りない、という場合があります。
どうしたら良いか?
私は、その答えを知っています。
このようなケースでお悩みの事業主さんは、ぜひお電話やメールでお問合せ下さい。